株のやり方が初心者でも5分でわかる!株の買い方・売り方・選び方を伝授


「トランプ相場で株が上がっている!」「友人は株式で何十万も儲けたみたい」「株を買って大金持ちになった人の噂を耳にした」あなたはこんな話を聞いて、株式相場のやり方を検索してみたのかもしれません。また、FXやビットコインなどの取引をしていて、株式にも興味を持ち、この記事を開いたのかもしれませんね。

ここでは、全くの初心者にも簡単にわかるように、株のやり方や仕組み、また実際に取引するならどんなことに気をつけるといいかについて解説していきます。この記事が、あなたが投資を始める第一歩になり、将来大きな資産を築くきっかけになれば、こんなに嬉しいことはありません。新しいことを知ることは、ワクワクすることです。ぜひこの記事も、ワクワクしながら読み進めてみてくださいね。

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1.そもそも、株を始めるにはいくら必要なのか?


そもそも株を始めるには、どのくらいのお金が必要なのでしょうか? また、どういう仕組みで儲かったり損したりしているのでしょうか。この章では、まずそこから解説していきます。

1-1.株の歴史と仕組み

株とは、そもそも会社が資金を調達することを目的に、発行されているものです。つまり、その会社の株を買うということは、会社のオーナーの一人となるということを意味します。その起源は、ヨーロッパの大航海時代にまでさかのぼります。

当時のヨーロッパでは、航海に成功して目的地にたどりつき、新しい航路が開拓され領土を獲得することができれば、莫大な利益を得ることができました。けれど、いつも成功するとは限りません。難破したり、海賊に襲われたりすることなど、日常茶飯事でした。また、航海に出るには船を調達しなければなりません。それには、まとまった資金が必要です。

そこで誕生したのが、株式の考え方です。つまり、皆でお金を出し合えば、失敗した時のリスクを小さくできます。そして、儲けは皆で分け合うということにすれば、比較的容易に航海に出るための資金を調達できますよね。

現在の株も、これと同じ考えで運用されています。つまり、多くの人に少しずつお金を出し合ってもらい、その資金で従業員を雇ったり、設備投資したりして、会社を運営しているのです。

航海と同じように、その会社の経営がうまくいけば、株の値段が上がって儲けが出ます。さらに、業績に応じて株を持っている人に、配当金を出す会社もあります。

上記とは、反対に会社の業績が悪くなれば、株の値段が下がって損をしてしまうこともあるでしょう。場合によっては、会社が倒産して株の価値がゼロになってしまうこともあります。

1-2.株の買い方と単位|【重要】単元株数が100株に

株の値段は、その企業によって違います。株の数え方は、1株(ひとかぶ)、100株(ひゃっかぶ)、1000株(せんかぶ)というふうに株(かぶ)という単位で数えます。

かつては、何株から購入できるかは、その会社によって違いました。ある会社の株は、1株単位から買えるけれど、別の会社は1000株単位でしか買えないというように。でもこれでは、株の価値を比較しづらいですよね。

そこで、投資家の利便性を向上させるために東京証券取引所の主導で、2018年10月1日までに、ほとんどの上場企業が100株単位に変更されています。

この株の単位は、難しい言葉で言えば、単元株数と言いますが、実際に以下のサイトで気になる企業の単元株数を見てみるといいでしょう。ほぼ全て単元株数が、100株になっていると思います。

「Yahoo!ファイナンス」

単元株数が100株ということは、通常100株単位から株を購入できるということを意味しています。
つまり、トヨタ自動車の株価が現在6,000円だとすれば、
6,000×100株=600,000
となり、一口購入するには60万円の資金が必要ということになります。

また、NTTドコモの株価が2,500円であれば、
2,500×100株=250,000
となりますので、25万円あれば一口購入できるということになります。

1-3.スマホを使って資金1万円から株ができるか?

あなたは、スマホなどを使って、少ない資金で株を手軽にやってみたいと考えているかもしれません。25万や60万など、とても手が出ないという方もいるでしょう。

もちろん1万円以下から購入できる株もあります。たとえば、(株)エー・ディー・ワークスや(株)音通、(株)ジーテイストといった株式です。しかし、私の経験上、こうした株は値動きが読みづらい場合も多く、やはり株をやるなら、なるべく東証一部の有名な企業の株をおすすめしたいです。

とはいえ、こうした一万円以下の株が将来化ける可能性があるのも事実です(それこそが本当の株の醍醐味なのでしょう)。こうした会社の企業業績などを調べて、あなたが本当に投資したいと考えるなら、長期保有を前提で買ってみるのも悪くはないでしょう。

また、カブドットコム証券、SBI証券、マネックス証券などでは、ミニ株という、少額で株を取引できる制度を設けています。多くの場合、売買手数料が安いのも魅力です。

しかし、通常の株取引だと取引時間中であれば、瞬時に取引ができますが、ミニ株だと注文を出しても翌日の決済になるなど、色々な制約があるのがネックです。このようなことから、ミニ株はデイトレなどの短期売買には、向いていません。

2.主婦や大学生の初心者にも簡単にわかる|株のやり方


ここでは、実際にどうすれば株の取引ができるのかを、解説していきましょう。実際にやってみるとわかりますが、株価は、意思を持った生き物のようにダイナミックに値動きします。そうした値動きを、日々追うだけでも楽しいものです。

また、株を持っていると、自然と経済のニュースにも注目するようになるでしょう。私は、もともとは経済に疎い人間でしたが、株をやりだしてから、いつの間にか会社の誰よりも経済に敏感になっていたことを思い出します。

2-1.株をやるにはまずネット証券会社選びから

株を買ったり売ったりするのは、証券会社を通して行います。そして、証券会社を通して取引するには、まず証券会社に取引口座を作らなければなりません。

最近では、個人投資家であれば、ほとんどの場合、ネット証券で口座を開設して取引を行うのが一般的です。どうやって口座を開設するかというと、まず、自分が取引したいネット証券のホームページから、口座開設のための資料を請求をします。

その後、資料が郵送されてきますので、必要事項を記入して返送すれば簡単に口座を開くことができます。この際、必要になるのは免許証などの身分証明書のコピーとネット証券口座から引き出しや入金を行うための銀行口座くらいです。これら一連の手続きを、郵送を介さずにオンラインで全てできるネット証券会社も増えています。

初心者が株を始めるには、個人的には手数料ができるだけ安いネット証券をおすすめします。また、ツールもできるだけ揃っていたほうがいいでしょう。

そうした意味でまず最初に口座を作るといいのは、私ならGMOクリック証券をおすすめします。私自身も日常的に使っていますが、特に不満らしい不満はありません。

GMOクリック証券

ただし、証券会社によってツールの使いやすさなど、個人によって感じ方が違ってくるので、GMOクリック証券会社を基準にして、いくつか試しに使って較べてみるのもいいでしょう。基本的に、証券会社の口座を作るだけなら無料ですし、口座の維持手数料もかかりません。

また、各証券会社では一定期間取引き手数料が無料になるキャンペーンなども行っていますので、そうしたキャンペーン期間中を狙ってみるのもいいでしょう。

なお、上記でおすすめしたGMOクリック証券についての評判や企業規模などを知りたければ、以下の記事を参考にしてみてください。

GMOクリック証券の評判|株式手数料の改悪後やCFDやアプリを解説

2-2.株はスマホやパソコンで取引するのが主流

かつては、株を取引するときは、店頭に赴くか電話で、どの企業の株を何株売買するかを、証券会社に伝えることにより、売買するのが主流でした。こうしたやり方をネット証券に対して、総合証券と呼びます。現在も、野村證券やみずほ証券などではこうした総合証券業務を行っています。総合証券で証券会社の方と直接やり取りして株を取引するメリットは、アドバイスがもらえるということです。その代わり手数料は、かなり割高です。

現在はほとんどの人が、手数料の安さと利便性からインターネットを通して、パソコンやスマホの画面からクリック一つで注文を出すのが普通です。手軽で便利ではありますが、危険なことでもあります。なぜなら、誰の忠告も受けずに自分の判断だけで取引して、クリック一つで大損をしてしまうこともありえるからです。

ですから、ネット証券を使うなら、利便性・簡便性に溺れることなく、自分自身で自分を律することが何より重要だということを覚えておいて欲しいです。簡単に取引できるからといって、頻繁に取引することはおすすめできません。

2-3.株の買い方売り方の種類|儲けが出たら決済を

ネット証券の口座を開いて無事に入金を済ませたら、株を買ったり売ったりできます。一般的には、ネット証券会社が提供しているソフト使って注文を出します。

注文の仕方にも種類があるので、簡単に説明しておきます。

成行(なりゆき)注文:いくらでもいいから株を買いたいときの注文方法。最短で買える値段で取引を成立させるということです。

指値(さしね)注文:希望の値段で株を買いたいときに値段を指定して注文を出す方法。希望の値段で株を売りたい人いなければいくら待っても売買は成立しません。

逆指値(ぎゃくさしね)注文:利益を確定するときに、希望の値段で株を決済したいときに値段を指定して注文を出す方法

株は買うのは簡単ですが、売るとき(利益を確定するとき)が本当に難しいものです。天井で売ろうとせずに、大きな流れを見て、だいたい高値圏だと判断できるところで売るのがコツです。誰しも天井で売りたいという欲が生まれますが、それを見極めるのはプロでも難しいものなのです。

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3-1.優良な株を買うのが投資の基本

株式選びの基本は、やはり業績がいい会社や安定している会社を選ぶことです。これは、短期売買やるときも同じです。短期売買なら、どんな会社でもいいように思えますが、自分が保有しているときに、万が一でも会社が倒産してしまえば、株価は一気に下がります(そうそう倒産するものではないし、倒産してもすぐに株が取引できなくなるわけではありませんが)。

こうしたリスクに備えるためにも、まずは安定している株の取引に徹するというルールを決めておくといいでしょう。また、倒産以外にも業績が安定していない会社は、株価が乱高下したり、値動きが読みづらかったりといったケースも多いです。

また、あなたが全くの初心者なら、自分が他の人よりもよく知っている業界の株を買うことをお勧めします。あまり知らない業界の株だと、その業界のことを知るために、いろいろと努力しなければなりません。けれど、よく知っている業界であれば、比較的容易に情報収集しやすいはずです。また、その業界でどの会社が強いのか、どこがイマイチなのかということも判断しやすいと思います。

3-2.安く株を買うにはどうすればいいの

株は安いときに買って、高いときに売るというのが基本というか、そうしないと儲けになりません。株価が下がると儲けになる、空売りという方法もありますが、初心者向けということでここではあえて割愛しています。

だとすれば、できるだけ安く株を買いたいですよね。安く株を買うために、一番いい方法はチャートの知識を身につけることです。株価というものは、波を作りながら上下します。この波の一番下の方で株を買えたら、安く買えたと言えるでしょう。この波の動きを読むために、チャートの知識が有効なのです。

また、株の値段がどういう法則に基づいて動いているのかを知りたければ、以下の記事が役に立つでしょう。基本となる6つの原則を頭に入れておけば、株で失敗する可能性はぐっと低くなリます。

ダウ理論とは|6つの原則と使い方やFXでの取引手法を簡単にレクチャー

4.おわりに|初心者が株をやるとき気をつけること


この記事では、初心者に向けて株のやり方について解説しました。この記事を読んで、あなたが投資に興味を持ってくれたなら嬉しいです。

最後に、これから株を始めようとする方に向けて簡単に注意点を述べて筆を置きます。

最初のうちは、投資金額をなるべく少なくしておきましょう。欲を出せば出すほど、多くの場合損するように相場はできています。特に初心者のうちは、その会社を応援する気持ちで、その株と長く付き合うつもりで買ったほうが良い結果が出やすいでしょう。

また、その会社のニュースなどが出て乱高下している株には手を出さないほうが無難です。こうした株で大きく儲けることもできますが、大きく損することもあります。まずは、大きく儲けることよりも、大きな損を出さないことを意識しましょう。

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