投資とは何か|投資の本当の意味やデメリットを初心者にもわかりやすく解説


投資とは、将来の利益を期待して、金融商品などに自己資本を投じたり、企業において生産能力を上げるための設備に資本を投じたりすることを指します。また、個人において自己成長のために、セミナーや本などにお金をかけることにもこの言葉が使われます。

ざっくりと投資の意味を説明してみましたが、この言葉の本質を知る人は案外少ないです。ここでは、投資という行為をさらに掘り下げて解説していきます。あなたが、株式投資や不動産投資、投資信託やFXをこれから始めたいと考えているなら、この記事はその行為の本当の意味を知るために必ず役に立つでしょう。なぜなら本質を知らなければ、応用もできないからです。ぜひ、リラックスして読み進めてください。

1.投資とは|本当意味や定義を初心者も簡単に理解!


誰もが当たり前のように使っている「投資」という言葉。けれど、投資には色んな意味があります。まずこの言葉の持つ広い意味を把握し、投資という行為の本質をみていきましょう。そのうえで、株式投資やFXで使われる投資の意味について解説していきます。

1-1.投資の持つ3つの意味|個人や経済学的には?

投資という言葉で一般の人が思い浮かべるのは、株や不動産投資、人によってはFXやビットコインかもしれません。確かにこうした金融商品に、将来的な利益を見込んで資金を投じることを投資といいます。

経済学における投資は、企業がさらに利益を拡大していくために、工場や建物、原料などに資本を出して事業を大きくしていくことを指しています。主に設備投資、住宅投資、在庫投資の3つに分類されます。

また、個人でも自己投資などと称して、学校に通ったり服を買ったりなんてことをしますよね。これも広義の意味では投資になります。

では、この三者に共通する概念は何でしょうか? それは、将来に向けて価値を交換しているということです。つまり、投資とは価値を交換することに他なりません。

たとえば、株式投資なら、現在自分が持っているお金よりも、ある企業の株のほうが価値があると考えるから、現金とその企業の株を交換するのです。つまり投資の成功と失敗をわけているのは、価値を見極めて合理的な交換ができているかということです。

これは企業の投資や自己投資にも当てはまります。企業は現在持っている資本よりも、設備などを拡大したほうが将来にプラスになると考えて投資しますし、個人も自分をよりよく変えるために、自己研鑽の機会とお金を交換します。

1-2.投資とは|企業に投資する株式投資

特に株式投資においては、チャートなどで目先の利益のみを追求して、価値を交換しているのだという意識を忘れてしまいがちです。もちろん投機的な意図をもって、短期売買に徹するというのもお金を増やす一つの方法です(投資と投機の違いについては次項で説明します)。

しかし、あなたに投資しているという意識があるなら、価値を交換しているという概念を常にもっておくとよいでしょう。そうすれば物事が単純になり、本質だけに目がいくようになります。価値を交換するなら、その企業がどんな企業なのかということをよく知らなければなりませんし、市場全体を見渡して、割高なのか割安なのかということも判断できなければなりません。

1-3.投資とは|FXは投資か?投資と投機の違い

「為替投資」や「FX投資」という言葉が巷ではよく使われていますが、FXが投資であるということには正直疑問符がつきます。

投資と投機の違いを一言でいうと、投資は「資本にお金を投じる」、投機は「機会にお金を投じる」ということです。たとえば、投資は企業の成長や今後の業績好調を見込んで、その企業の株を買うなどの行為のことを指します。一方投機は、企業の成長や業績などは関係なく、ブームが起きその株が上がりそうだから株を買うというイメージです。

株式なら、将来的な企業の成功を見込んでお金を投じることもできますが、FXで扱う通貨の将来見通しを正確に予測できる人はまれでしょう。為替レートは、その国の経済力を示すものです。その国の政治やあるいは災害などを予測するのは、企業の業績を予測することよりずっと困難です。ですから、FXでは投機的な取引をしている参加者が多いのが実情です。

とはいえ、株式でも日常的に投機的な値動きが起こっていますし、投機を目的にした参加者も多いです。私は別に投機を批判するわけでもありませんし、私自身も日常的に行っています。ただし、あなたが投資をしているのか投機をしているのかをきちんと把握しておかないと、満足な運用はできないということは覚えておくとよいでしょう。

例えば、投機であれば、自分の思惑と反対に一定の損失が出た場合、損切りを実施するなどして、すぐに方策を打たなければいけません。想定外の損失が出るということは、機会を捉えられなかったということだからです。一方投資であれば、もっと長いスパンで見る必要があります。日々の値動きに一喜一憂するというよりは、投資したことも忘れているくらいがちょうどいいかもしれません。そのために、投資は自分にとって無理のない金額で行うこととが鉄則です。

2.投資のデメリットとやり方や種類


この章では、投資にはどんなメリットやデメリットがあるのかを考えてみましょう。また、あなたが投資を始めたいと考えたときに、参考になる投資のやり方や種類についての記事も紹介します。

2-1.投資に失敗したらどうなる?投資のデメリット

投資のメリットは、いうまでもなく将来的なお金が増える可能性があるということです。また、株式投資などに関わることにより、日本や世界の経済が肌感覚で実感できるようになるということも大きなメリットになります。

投資のデメリットは、資金が必要だということと、必ずしもお金が増えるわけではないということ。つまり、見込みを間違えばマイナスにすらなってしまうということです。将来は誰にも見通せません。しかし、投資とは将来を見込んでお金を他の価値に交換することです。

将来は不確実ですから、当然交換したものの価値が下がってしまうこともあるのです。もちろん、情報を得たり学んだりすることによって、より価値のあるものを見極める力や先を読む力を身に付けることができますが、それを100%にすることはできません。

2-2.少額でもできる?投資のやり方や種類

一般的に投資はお金がかかるものです。けれど、それは大きなリターンを狙うからお金がかかるとも言え、小さなリターンでいいならば少額からできるものもあります。あなたが投資の初心者なら、あせらず少額から投資を始めてみることです。それが将来大きな投資をする際の練習になります。

あらゆる投資の種類は以下の記事で紹介しています。この投資を知っておけばよかったなんて後で思わないためにもぜひチェックしてみてください。

投資の種類ごとの特徴を比較|リスク・リターンやランキングも発表

投資の代表格である株式投資に興味がある方は、以下の記事がおすすめです。始め方や初心者が陥りがちな注意点についても解説してます。

株のやり方が初心者でも5分でわかる!株の買い方・売り方・選び方を伝授

3.おわりに|投資家になるうえで気を付けること


最後に投資行う際に、注意しておくことを紹介します。まず、余剰資金でやることが第一です。投資とは生活費を削ってまでやるものではありません。

私は、自分の身の丈に合わないほどの額を投資して、大きな損失を出してきた人を多く見てきました。なぜそうなるかというと、精神的に余裕がなくなってしまうからです。余裕がなくなると、人は冷静な判断ができなくなります。また、欲をかいた状態では判断が鈍ります。

投資の失敗の多くは、短期的に利益を得ようとすることにより起こります。当然儲けたいと思ってやる投資なので、矛盾するようですが、投資に欲がからむと多くの場合失敗します。気が長く、周りの人や世の中の情勢に影響されにくい人のほうが投資家に向いているといえるでしょう。私も欲深い人間ですが、投資をやるときは欲を捨てることを心がけています。まるで禅の修行のようですが、そうしたほうがなぜかうまくいくのです。