投資の失敗談から学ぶ失敗しない方法5つ|失敗率や破産する典型的な失敗例


投資とは、お金を増やすために行う行為です。将来の利益のために、現在持っている資金を投入する。投資した時は、莫大な利益を夢見ていることでしょう。しかし、やり方や考え方が間違っていれば、その投資は失敗に終わるでしょう。その時の金銭的、精神的なダメージは計りしれません。

この記事は、投資で失敗した人のために書こうと思います。また、自分は投資に失敗せずに成功したいと考える人のためにも役立つものにしましょう。私自身投資を始めた頃は、失敗続きでした。そうした経験を経て、多少の利益は出せるようになりましたが、それらの経験を踏まえて、あなたにベストな道を提示できればと考えています。

1.投資の失敗談まとめ|失敗した人はなぜ失敗したのか


そもそも、なぜ投資に失敗するのでしょうか? そこに何か共通点はあるのでしょうか? ここでは典型的な投資の失敗談をまとめて紹介し、なぜ彼ら彼女らが失敗したのかを解説します。自分が失敗したくなければ、まず他人の失敗に学ぶことです。さもなければ、自分自身が失敗し、そこから学ぶか絶望にひしがれるかということになるでしょう。

1-1.株式投資の失敗例|株で失敗した人は多い

株式投資で失敗する最たるものは塩漬けです。塩漬けというのは、儲かると思って買った株が予想に反して値下がりしてしまい、売るに売れず保有し続けている株のことです。いつかは価格が戻ってくるだろうと考えて保有し続け、本当に戻ってくることもありますし、もちろん反転して利益になることもあります。

でも、そうした誤った成功体験を何度か繰り返し、味をしめると「保有し続けていれば損をしない」などという考えになりがちです。こうした考えが身についた人が、最後に辿る道は確実に大損という結果になります。なぜなら、こうした考え方を持った人は、精神的に耐えきれないほどの損失を被らないと、株を手放せないからです。

私も株を始めた頃、このように株を塩漬けにして大損している人を多く見ました。でも面白いのは、彼らが耐えきれずに株を手放したところがだいたい大底になるのです。こうした経験をすると、「やっぱり手放すんじゃなかった」と考えて、これまでと同様の行為を繰り返すことになります。

1-2.FX投資の失敗例|メシウマと思っていたら自分が

FXの魅力は、何といってもレバレッジでしょう。レバレッジとは少ない資金でも、大きなお金を動かすことを意味します。例えば、レバレッジ2倍なら、儲けも2倍なら損失も2倍になるということですね。

はじめは大抵恐る恐る、小さなレバレッジで取引するのが普通です。しかし、多少の利益を上げると、気持ちが大きくなり欲が出てきます。その欲が判断をも狂わせていきます。少しオカルトめいたように聞こえるかもしれませんが、欲があるとなぜか投資に失敗します。

欲は感情を動かします。感情が入れば自分でも気づかぬうちに冷静な判断ができなくなっています。そうです、恐ろしいのは自分でも気づかぬうちにというところです。

私自身、株式投資を経てある程度実力がついてから、FXの世界に入ってきました。仕手株なども横行する株式投資に比べると、FXの値動きは比較的読みやすいと感じました。最初は自分の負担にならない程度のレバレッジで取引していました。もちろん全ての取引で儲けが出せるわけではありませんでしたが、勝率は満足いくものでした。

今思うと恥ずかしいのですが、2chの掲示板などで損をしている人を見てほくそ笑んでいました。「お前らには知識や経験が足りないんだよ!俺はこんなに儲けているぜ。メシウマ」とか思っていました。「俺はこれだけ勝てるんだから、レバレッジを上げればもっと儲かる」そんな風に考えたのだと思います。レバレッジを最大まで上げて取引し始めました。最初はうまくいっていました。

わずかな時間で大きな金額を稼いでいました。そこにおごりと欲が出たのでしょう。自分の考えは間違いないと思い始めたのです。間違いないのは現在の価格のみです。将来どうなるかは、預言者でもない限りわからないのです。自分の考えが間違えるということを常に意識して取引する必要があるのです。知識も経験にも自信がありましたが、こうした精神状態で取引した最終的な結果は大損です。

私は投資には一切感情は必要ないと考えています。投資が面白いとか負けて悔しいとか感じているようなら、それはもう負けにつながる精神状態だと思います。私の場合、そういう感情が出るときには、取引しないようにしています。

1-3.長期投資で失敗するともっと悲惨?

長期投資は時間を味方につけて取引する分、儲けにつながることも多いです。しかも長期間を経ているの分、儲けも短期投資よりも儲けが膨大になります。誤った投資対象に投資してしまうと、損失は膨大になるでしょう。たとえば1日のうちに取引を終えるデイトレよりも、長期投資のリスクは拡大していると言えるでしょう。

10年後、20年後の利益を見越して、多額の投資をしたけれど、10年後にはその会社はつぶれていたということも十分に起こりえます。株であれば、どの会社も将来的には、業績を大きく上げているということにはならないでしょう。もちろん個々の企業は業績を上げる努力はしているのでしょうが。

では、そのリスクをコントロールする方法はあるのでしょうか?  あるとすればどんな方法かわかりますか? その答えが分散投資です。多くの銘柄に投資資金を分散しておけば、長期投資の途中で一部の銘柄が下落したとしても、上昇した他の銘柄がその損失を補うからです。

とはいえ、長期でやる場合どの銘柄も、徹底的にリサーチして買うことが重要です。どれだけリサーチしても中には、予想に反して下落する銘柄も出てくるでしょう。そうした時に、分散投資が生きてくるのです。

2.投資の失敗率|主婦の方が危ない?


あなたはこれから投資を始めたいと考えているかもしれませんし、すでに投資を始めて負けや勝ちを繰り返しているかもしれません。どちらにせよ、本当に自分は投資で成功するのかということを誰もが不安に思うことでしょう。ここでは、投資の失敗率について考えてみましょう。

2-1.投資の失敗率は?

投資の成功・失敗は単純に考えると、それぞれ50%です。けれど、継続的に儲けられている層は恐らく全体の20%くらいだと考えられます。これは投資の世界だけに限りません。どんな世界でも、成功する者20%、失敗する者80%という数値に近づいていきます。

ですから、あなたが投資の世界で成功しようとするなら、まずはトップ2割に入るということが目標になるでしょう。そのためには、漫然と投資しているだけでは、とても成功できないということは理解できるのではないでしょうか。

また、あなたが初心者で働いているなら、投資行為をする機会が減りますから、失敗する可能性も低くなります。しかし、主婦やそれに近い人は、投資する機会を多く作れますから、大きな失敗をしていく可能性も高くなります。特に初心者が投資をするときは、期間や出口を必ず決めて、不用意に取引しないことが鉄則です。

2-2.投資に失敗して借金・破産する本当の理由

投資をしていて借金を積み上げたり、自己破産のしたという話は枚挙にいとまがありません。でも、投資は本当にそんなに危険なものなのでしょうか?

一般的に考えるなら、投資額以上の損をすることは稀です。普通に投資をやっていれば、思い通りの投資ができなくても、投資額全てを失ってしまうということも考えづらいです。

では、なぜ借金や破産という話が出てくるのでしょう? その典型的なパターンをご紹介しましょう。

まず株などに投資をして、多少の利益が出ます。そしてさらに投資して、利益を出し投資が楽しくてしょうがないという状態になります。言葉が適当かはわかりませんが、こうした状態は投資に依存した精神状況といえるでしょう。

でも、ある時、たまたま大きな損失を出します。大きな損失を出した時は、多くの人は正常な思考ができていません。そんな状態で、投資をするのはご法度なのですが、特に経験が少ない方はそこで、何としても損失を取り戻そうとします。多くの人は、儲けた時の喜びより、失った時の痛みの方が大きく感じるはずです。

損失により思考力が落ちている状態で、お金を取り戻そうと取引すれば負ける可能性の方が高いでしょう。そこでまた負けてしまします。でも、投資に依存した精神状況にもなっているので、投資をやめるという選択肢も持てない状況になっています。

こうなると負の連鎖で、どんどん資金が減っていくことでしょう。そしてその資金はもう取引できないほど僅かな額になっているかもしれません。その時、過去に利益を出していた時代のことを思い出して、「資金さえあれば、自分は投資で儲けられる」と考え始めます。

その結果、消費者金融でお金を借りて投資し始めるというパターンは多いです。でも借金という余裕の持てない資金を使って、取引してもうまくいかないことが大多数でしょう。投資には、安定した精神状態が何より大切だからです。そして借金してまで投資したお金も失い、最後に自己破産という結末を迎えるということは想像に難くありません。

もし、あなたが投資で負けているなら、上記のようなパターンにおちいっていないかよく確認してください。

3.投資に失敗しない方法5つ


ここでは投資に失敗しないための考え方を5つ紹介します。これまで紹介したことと、重複することもあるかもれません。でも、それは特に重要なことだから何度も書いていると、考えていただけたら嬉しいです。

3-1.全力取引はダメ。失敗した時のことも考える

投資に欲は必要ありません。投資の動機は欲であることが一般的ですから、これは矛盾した概念のようにも思えるでしょう。けれど、欲が冷静な判断を奪います。特に損失を被った時は、多くの人が一刻も早くその損失を取り戻そうと考えることでしょう。

そこでよくやりがちなのが、一つの銘柄に資金全てを投入する全力取引です。一度でも全力取引で成功すると、味をしめてまたやりたくなるのも危険な罠です。全力取引を続けていれば、やがて資金をすべて失ってしまうことになるでしょう。

必ず余剰資金を作ることを心がけてください。そして投資に失敗した時に、どうするかも考えておく必要があります。例外的に損切りをタイトにするなどの方法もありますが、一般的な取引をしていて失敗した時のことを考えられるなら全力取引という選択肢はないはずです。

3-2.感情で売買しない。悪い時には売買をしない

投資をやっていて、嬉しいとかムカつくとか楽しいとか感じているのなら、それは投資をやる上で、マイナスにしかなりません。また、ある銘柄に過剰な思い入れを持つの持つものマイナスです。感情で取引をしていては、負ける公算の方が大きくなります。

また、プライベートでよくないことがあった時、例えば、身内に不幸があった、恋人や結婚相手を別れたといった時にも投資をしない方が無難です。そんな時は、感情がかき乱されてることが多く、なかなか冷静な思考ができないからです。

当然、投資で損失を出した時も、精神が落ち着くまで取引をするべきではありません。これは私自身の経験からも言えることです。過去を振り返しって見て、あの時、投資を控えるべきだったと思えるのは、決まって損失を出した後でした。

3-3.投資のブログや2chは参考程度!自分で考える

よく投資のブログや5ch(2ch)などのネットの掲示板を参考にして、取引している人がいます。必ずしもこれを否定するわけではありませんが、こうした意見は参考程度にしましょう。発言者が、あなたの損失を補填してくれるわけではありません。

自分で考える癖をつけましょう。自分で考える癖をつけていれば、買っても負けても、一つひとつの取引があなたの経験や財産になっていきます。

3-4.投資は少額から始めること

あなたが初心者で投資を始めたいなら、絶対に守っていただきたいのは、少額から始めるということです。少額というのは、あなたにとって全て失っても生活に全く影響しない程度の額という意味です。少額から始めて自分の適性をよく確認しましょう。

3-5.うまくいかないなら投資をやめる

あなたは、投資をやっている人はかっこいいななんて思って、投資を始めたかもしれません。自分は投資で絶対儲けてやる!なんて考えているかもしれませんね。

でも一度投資を始めると、その行為が楽しくてなかなかやめられなくなると思います。ダイナミックに動く株価やそれに関わる経済状況、そして僅かながらでも投資行為をして、その一部になった自分自身に快感を覚えていきます。

でも時には自分自身の取引履歴を、冷静に見てみる時間を作ってみてください。その収支がマイナスなら、それは投資とは呼べない行為です。もしそうであるなら投資をやめてみるのも一つの方法です。

また、もしあなたの投資行為がうまくいっていないなら、最低でも投資を休んでほしいです。仮に、休むことさえできないなら、あなたは投資に依存している可能性が高いです。自分で自分をコントロールできていないということですから。依存している状況では、投資での成功はおぼつかないでしょう。

4.おわりに|投資に失敗するのは自殺したいほど辛い


大切なお金を投資して、そのお金を失うことはつらいことです。その損失金額によっては、自殺したいような精神状態になることもあるでしょう。こうした経験をした人にアドバイスするなら、すぐに取り戻そうとはしないということです。そして取り戻すのは、別に投資でなくてもいいのです。仕事でも投資でも大切なお金には変わりありません。