FXの勉強方法|勉強すれば勝てる?勉強の仕方やおすすめ本を考えるブログ


「FXなどの投資で最短で利益を出すには何を勉強すればいいの?」「そもそもFXに勉強方法なんてあるのか?」「FXの勉強で最も大切なことは?」あなたがFXの初心者なら、こんな疑問があることでしょう。稼ぎ続けている人は、何を勉強して成功したのでしょうか。また、あなたが初心者ならまずどんなことを勉強しなければならないのでしょうか。この記事では、こんな疑問にお答えしていきます。

1.FXは勉強すれば勝てる?|勉強の仕方

そもそもFXは勉強すれば勝てるものなのでしょうか? FXは勉強しなくても勝つことがあります。なぜなら、儲かるか損するかの確率は、単純化すれば2分の1だからです(厳密には違いますが)。

ですから、全くの素人が何となくポジションをとり、儲けてしまうこともよくあることです。しかし、そのような適当な取引では、長く続ければ続けるほど、損失が膨らんでいくことになるでしょう。

また残念ながら、FXをいくら勉強しても、1回1回の取引で必ず勝つようなことはできません。けれど、長期間トレードすればプラスに持っていけるような考え方は、勉強すれば身につけることができます。つまり、FXを勉強するということは、長期間取引を続けた場合、トータルで勝ちやすくなるということを意味します。

1-1.FXの勉強の種類

ここでは、まずFXの勉強の種類について解説しておきましょう。そうです、FXの勉強と一口に言っても色んなジャンルや学び方があるのです。それを把握しておかないと、儲けに直結しない勉強に時間を費やしたり、負けに直結する勉強に執着したりすることになるかもしれません。

もちろん、どの勉強も長い人生で見ると無駄になるとはいいません。しかし、勉強して結果が出やすい分野と出にくい分野があるのは事実です。

よくいわれていることですが、FX関連の勉強の種類は大きく分けると2つに分類できます。それは、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析です。ファンダメンタルズ分析とは、経済等の基礎的な要因をもとにした分析です。たとえば、FXであれば各国の経済状況や金融政策を予測したりすることです。

それに対して、テクニカル分析は価格の変化や出来高等の取引実績のパターンをもとに予測していく手法で主にチャートを使います。これは、ダウ理論の「価格はすべての事象を織り込んでいる」という考え方によって成り立っています。つまり、価格は経済指標や将来をも織り込んで値が決まっているので、価格を追うことは、全ての出来事を追うことと同等という考え方です。

特にFXなどで、ファンダメンタルズ分析をして利益を得ようとすれば、膨大な経済や各国の知識だけでなく、だれよりも早く有益な情報を得なければなりません。これは、テレビでニュースになって取引していたのでは遅いという意味です。つまり、よほど秘匿性の高い有益な情報元でも持っていない限り、ファンダメンタルズ分析で儲けることは難しいでしょう。

一方、テクニカル分析ならば、パソコン一つあれば世界中の誰もが比較的容易に、最新のチャートを手に入れることができます。どれだけお金を積もうと、どんな権力者であっても、これより新しいチャートは手に入らないのです。つまり、テクニカル分析であれば、情報元などの要因に左右されることなく、世界中の人と対等な条件で勝負できるということです。

ですから、あなたが経済の勉強ではなく、儲けたいという目標がありFXをするなら、まずテクニカル分析を学ぶことです。

1-2.FXの勉強を挫折してしまう本当の理由

FXを長年勉強すれば、必ず勝てるようになるとします。けれど、FXを長年勉強するのは本当に困難なことなのです。なぜだと思いますか? FXで本当に勉強になるのは実践の場だけです。しかし、実践の場で実際に取引をして負けてしまえば資金が減っていきます。

あなたが初心者なら、負けの数も相当多く経験することになるでしょう。そうなると、勉強が終わるまでに資金が尽きてしまいます。ですから、相場を理解し、勝てるようになるまでに膨大な損失を出して相場にとどまれずに、退場していく人がほとんどなのがこの世界です。

そうであるなら、デモトレード等で十分に勉強してから、実際に取引に移ればいいのではないかとあなたは思ったかもしれませんね。しかし、デモトレードで、実際の取引と同じだけの臨場感を持って取り組める人がどれだけいるでしょうか。

ほとんどの人は、デモトレードという気軽さから、本当の取引のように取り組めないのではないかと思います。たとえ本人ができると思っていたとしても、心のどこかに甘えが生まれます。

わかりやすいたとえを出すなら、デモトレードは竹刀で試合している状態、実際のトレードは本物の日本刀で斬り合っている状態です。それくらいの差があります。竹刀でも真剣での斬り合いのような臨場感を持って日々練習できるなら、デモトレードもありだと考えます。

1-3.FXの勉強はチャートさえ極めればOK?

先にファンダメンタルズ分析よりも、テクニカル分析を学んだ方が儲けにつながりやすいという話をしました。ではテクニカル、つまりチャートの知識を極めることができれば、FXで勝てるようになるかというと、これも正しいとはいえません。

チャートを勉強するのは、ある意味楽しいことです。いろんなチャートパターンやインジケーターなどを研究するのは、とてものめり込みやすい。でもこうした研究熱心な人が必ず勝てているかといえばそうでもないのです。

儲けていないけれど、研究熱心な彼らの多くはチャートのことにはとても詳しいけれど、利益を出すという目的をどこかに置き忘れているかのようです。学ぶことに熱中するあまり、儲けのための学びではなく、学びのための学びになってしまっているのです。チャート分析は儲けるための一つの手段であり、チャートをうまく分析することが儲けではないのです。

相場で本当に儲ける人は、研究者というイメージよりは、どちらかといえばスポーツに近い感覚でやっています。うまく説明しづらいのですが、体感覚と言いますか、例えば釣りみたいなイメージです。

釣りは、魚がかかった時に、微妙な手さばきや魚が織りなすリズムなどを体で感じながら、釣り上げます。相場で利益を得ることももこのような感覚に近いものです。魚釣りは、単に魚や釣竿を研究すれば魚が釣れるというものではありません。繰り返し練習して身に付けた、感覚やコツがモノをいいます。FXの相場での取引で利益をあげるのも、このようなものだと考えていただくといいでしょう。

2.FXをどうやって勉強すればいい?おすすめの勉強法と本

では、具体的にFXはどうやって勉強すればいいのでしょうか? 本当にいいのは、継続的に利益を出している人に直接アドバイスをもらうのが一番です。けれど、そうした人をリアルで探すのも困難ですし、実際にアドバイスしてくれる人を見つけたとしてもあなたの師匠になってくれるとは限りません。

相場を教えるということは本当に骨が折れることだからです。相場を教えるということは、大げさに言えば生き方や考え方を変えるということですから、初心者にこれを教えるとなると面倒だと感じて当然です。また、教えたのにもかかわらず利益が出ない時も、何が起こるかわからない相場というものに関わっている以上、当然あります。そんな時、お金が絡むことだけに逆恨みされることさえあるでしょう。そんなリスクを誰も抱え込みたくはありません。

そこで、現実的な手段としては、本で知識を得たのちに、実践の場で学んでいくということになるでしょう。この手段を使うにしても、いく通りもの方法があります。ここではその方法の中でも最も単純で上達の近道になると考えられる方法を紹介しましょう。

2-1.FXの勉強は優れた本を完璧に読みこなす方が近道

相場やFXの知識を得るといっても、単にたくさんの本を読めばいいというのものではありません。相場やFXに関する本は無数に出ていますが、ほとんどの本は利益につながるような本ではないと考えた方が無難です。どの本を読むかということよりも、どの本を読まないかということの方が重要だと言っても過言ではありません。それくらい、相場の世界には悪書が溢れています。

また、あなたが初心者なら、複数の優れた本を浅く学ぶよりは、1冊の優れた本のみに集中して深く本当に理解できるまで何度も読んだ方が、利益を出すための近道になるでしょう。繰り返し読むに値する本はそう多くありません。その中でも初心者に一冊、これを繰り返し読むように薦められるのは『投資苑』です。


『投資苑 - 心理・戦略・資金管理  ■(著者)アレキサンダー エルダー (訳者)‎福井強 』

なぜなら、『投資苑』は相場に必要なことをバランスよく一通り学べるからです。しかし、相場の状況によっては、『投資苑』だけでは勝てないこともあるでしょう。でもこの本に書いてあることは、相場をやるのに、まず知らないと話にならない知識ばかりです。このブログでも相場に大切なことを書いていきますが、勉強のために体系立ったものがほしい場合はやはり『投資苑』を手元に置いておいて損はないと思います。

2-2.取引を生かすのが最強の勉強法

本で学んだことは、実際の投資で生かしてこそ、血肉になります。スポーツは、本だけで学んでいても上達しないのと同じことです。実際に体を動かして、それでもうまくいかずに失敗して、修正していくことで本当に知識を生かすことができます。

FXを実践した時に、その経験をきちんと活かすために、大切なのがトレード日誌です。自分がどんな考えで、どんなトレードをしたかということを記録に残すことです。これができていないと、いくら本で勉強して実践したとしても、自分のトレードを分析することは困難です。

記憶に頼ってこうしたことをやろうとすると、勝ちトレードの記憶ばかりが鮮明になり、負けトレードのことはあまり記憶に残りません。そのため、正確に自分のトレードを分析できないのです。パチンコや競馬で負けてばかりなのに続けている人のように、どんどん資産を失っていくことになってしまいます。

また、自分のトレードを分析する時に役に立つのが企業でもよく使用されているPDCAです。これは、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)を繰り返しながら、事業活動などを円滑に進めていく手法です。FXにおいてもこの手法を使って、トレードをより精緻なものにしていくことができます。

3.FXの勉強は意味ない?勉強すればするほど負ける理由

世の中にはFXは勉強すれば負けるという人や、実際に勉強すればするほど負け続けている人もいます。なぜこのようなことになるのでしょうか。あなたがそうならないように、この章でその理由を考えてみましょう。

3-1.勉強すればするほど負ける本当の理由

あなたがもし、勉強すればするほど負ける状態であるなら、最も可能性が高いこととして、情報の取捨選択ができていないということが挙げられます。ある有益な知識をもっていたとしても、別の有効でない知識も同時に持っていてそれに足を引っ張られるということです。

知識が増えれば増えるほど、自分を客観視できる能力や選択能力が問われ、多くの人は何をすればいいのかわからなくなったり、ちぐはぐな知識の使い方をしたりしてしまいます。たとえば、ある状況ではこちらの知識を用いて、別の状況では違う知識を用いるということを私たちは無意識に行ってしまいます。自分の都合の良いように知識を使ってしまうということです。

一つの有益な学び方を知ったなら、これまでのことは一度忘れてしまった方が利口です。私自身も新しい知識、新しい手法を使う時は、これまでの知識を一切無にして挑むことを意識しています。無にした状態で、新しい知識手法をきちんと身につけたうえで、これまでの知識や手法と融合することを試みます。そうしないと、きちんと身につかないし、それが正しい学び方の一つだと考えています。

3-2.メンタルが実は一番大切

投資ではメンタルが重要ということがよく言われます。これは事実です。実は相場の知識を得ることよりも、メンタルを身に付けることのほうがよほど難しいのです。

メンタルができていないと、知識を持っていても物事が歪んで見えます。自分の都合の良い方向にばかり考えてしまいます。

メンタルを鍛える最も簡単な方法は、自分で決めたことは必ず実行するということです。損切ポイントを決めたら確実に実行する。今日は相場に参加しないと決めたら、どんなに儲けのチャンスがあっても見送るということです。

4.おわりに|FX勉強会に参加するのもあり

この記事では、FXの勉強の仕方をおおまかに説明しました。個々の知識を身に付けたい場合は、このサイト内でFXに関する様々な知識を紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。

また、FXの勉強会のようなものに参加するのもいいと思います。FXは孤独な作業になりがちです。そうした孤独な作業のなかで、仲間や師匠と呼べるような人に出会うことができれば、これほど心強いこともありません。

ただし、その仲間や師匠の質は十分に見極めてください。この記事で紹介したことができている人なのかよく観察してみましょう。相場は大きな金が絡む世界ですから、詐欺師やよからぬことを考えて接近してくる人も多い世界です。

そして、最後に自分を決して見失わないこと。それは相場をやっているときも、日常生活を送っているときもです。相場で自分を見失うことは、すなわち死を意味します。常に自分の頭で考え、客観的に状況を把握することを意識していきましょう。