FXスキャルピングの勝ち方|ルールや損切りの手法と勝てない人の練習法


あなたがFXで安定して利益を上げたいなら、おそらくスキャルピングのスキルくらい役に立つものは、他にないかもしれません。なぜなら、スキャルピングほど、資金効率がいい取引方法はないからです。

デイトレやスイングでは、小さく波打ちながら大きな波をかたちづくる、相場の大きな流れを利益に変えていくのが普通です。しかし、スキャルピングは、小さな波を利益に変えていくことができる取引です。それだけにうまく取引できれば、短期間に利益が積み上がっていきます。

私が人生で一番最初に、FXで大きな利益を上げることができたのは、スキャルピングを主体とした取引においてでした。現在は相場環境も変わっていますし、全く同じことができるかといえば、正直わかりませんが、当時私が考えていたことや、手法や練習方法などをお伝えすることで、あなたのトレードの一助になると考えています。

1.FXのスキャルピングのメリットとデメリット


具体的な考え方や、やり方をお教えする前に、まずスキャルピングのメリットとデメリットをおさえておきましょう。スキャルピングは、当然損失を出すこともありますし、魔法の手法ではありません。けれど、熟達すれば大きな武器になることは確かです。ただし、相場では利益も損失も全て自己責任です。ですから、デメリットもきちんとおさえておきましょう。

1-1.FXのスキャルピングのメリット

あなたの前に、見知らぬ男性が歩いているとして、1分後の彼の動作と、1時間後の彼の動作を予測するのは、どちらが難しいでしょうか? 恐らく、多くの人にとっては、1分後の彼の動きを予測する方が容易でしょう。彼が駅の方に向かっているなら、これから電車に乗る可能性が高いと言えますし、行く手の信号が赤なら立ち止まる確率が高いと言えます。

スキャルピングもこれと同じで、相場においてより短期間の動きを予測する方が、長期間の動きを予測するよりも簡単だといえるでしょう。なぜなら、相場は何が起こるかわからない世界だからです。

保有期間が長くなればなるほど、不確定要素が増していきます。例えば、1時間後には経済指標が発表され相場の流れが大きく変わるかもしれませんし、もっと長く保有すれば、地震などの自然災害によってトレンドが大きく崩れる可能性もあります。

そして、仮に予想が外れた場合でも、スキャルピングであれば、損切り幅を最小にできるというのが大きなメリットです。たとえ予想外の出来事が起こったとしても、保有期間が短ければ短いほど、損失を限定できるのです。

そして、あなたが見知らぬ男性の1分後の動きを常に当て続けられるなら、1分おきに利益が積み上がっていくことになります。実際には、そんなに頻繁にトレード機会を持てないと思いますが、理論上はそういうことになります。

1-2.FXのスキャルピングのデメリット

スキャルピングにおいて、あなたが相場のリズムを読めていなければ、メリットとは反対のことを経験するでしょう。つまり、どんな手法よりも短期間で資金を失う可能性があるというのがスキャルピングのデメリットでしょう。

自分のトレードに優位性がないなら、スキャルピングにおいてそれを繰り返せは、あっという間に資金は尽きてしまいます。ですから、1トレードごと、あるいは数トレードごとに、自分の状態をきちんと確認するような習慣を身につけておくといいでしょう。

また、上記で紹介したスキャルピングのメリットがデメリットに変わることもあります。どういうことかというと、先ほど見知らぬ男性の1分後の動きと1時間後の動きでは、1分後の動きを予測する方が容易だと書きました。しかし、これが見知らぬ男性ではなく、よく知った男性ならどうでしょうか? 

例えば会社の同僚の男性だとしたらどうですか? その男性が1分後に信号を渡るかを予測するよりも、もしかしたら1時間後に会議に出席しているか否かということの方が予測しやすい場合もありえます。例えば、その男性の予定を把握しているなら、その日の夜に彼が何をしているのかも予想できるかもしれません。これが、スキャルピングのデメリットです。

つまり、自分がよく知った企業の株なら、上記の理由でスキャルピングのような短期間のトレードよりも、少し先のことを予測した方が当たるということもあります。スキャルピングはあくまで、その瞬間、瞬間の流れを予測するものなので、企業の業績などはあてになりません。

自分がどんな対象でどんな取引しているのか。中長期で保有した方が予測しやすいのか、あるいはスキャルピングのような超短期で予想した方がいいのか、よく検証してから取引するのが賢明です。

ただ一つ言えることは、スキャルピングは精神的にも体力的にも非常に疲れる取引だということです。もっと儲けたいと思って、12時間ぶっ続けでトレードしたこともありましたが、翌日は起き上がるのも困難でした。たとえるなら、ずっと真剣で斬り合っているような感覚で精神が参ってしまうのです。

2.FXスキャルピングで勝てない理由|勝ち方の鍵は損切り


FXでスキャルピングをして、儲けを出すには何か重要だと思いますか? 「手法が大切だ」と考える人もいるかもしれませんし、「テクニカル分析に熟達すれば勝てる」と信じる人もいるでしょう。

けれど、それ以前に、基本的な勝ち方を知っていないと、スキャルピングで継続的に利益を出すのはかなり困難です。中長期投資やスイングの場合であれば、この基本を知らなくても、卓越した分析や手法があれば、利益を残すことができるかもしれません。

しかし、短い時間の中で、何度も取引をしなければならないスキャルピングの場合、この基本的な考え方を知らいないと、ごまかしがきかないので、最終的には損失がふくらんでいく可能性が極めて高くなります。

2-1.FXスキャルピングで手法やテクニカルより大切なこと

もちろん、優位性のある手法やテクニカル分析は、スキャルピングにおいて有効な武器になることは否定しません。けれど、勝率の高い手法やテクニカル分析を用いたとして、あなたはどんな目安で損切りや利益確定をするでしょうか? 

損切りや利益確定に厳格な基準がないと、スキャルピングでは勝てません。いえ、逆にこの基準の精度を高めていけば、優れた手法やテクニカル分析の技術がなくても、最終的に利益を残すことができる可能性さえあります。

2-2.FXのスキャルピングには損切りにコツがいる

FXのスキャルピングで最も大切なことは、とにかくタイトな損切りです。私の場合、平均5pips逆行したら損切りという設定にしていました。

相場の状況によっては、10pips程度に損切り幅をとることもありました。しかし、それ以上大きな損切り幅は、FXスキャルピングには適していないと考えています(その理由は次項で説明します)。

とにかく損切りの幅はタイトであれば、タイトであるほどいいというのが私の経験則です。10pipsよりは、5pipsに損切りの幅を設定できば尚良いし、2pipsにできるならそっちのほうがいいわけです。私自身、2pips逆行したら損切りという条件をこなせたときに、最も利益が出ていました。

2-3.FXのスキャルピングはシンプルに考える

なぜFXのスキャルピングにおいて、なぜタイトな損切りが必要になるかわかりますか? それは短い時間での取引となるので、利益確定もタイトにならざるを得ないからです。

スキャルピングでは、さっきまで利益が出ていたのに数分後には、もうマイナスになっているということはザラにあります。状況によっては利益を伸ばすということも意識しますが、あまり悠長なことは言っていられないというのが本音です。

そして、エントリーと利益確定において、絶対に覚えておいてほしいことがあります。それは、損切りと利益確定の比率を、1:2以上にするということです。例えば、損切の幅を5pipsに設定した場合、利益確定の目標は10pips以上に設定しておかなければなりません。

5pips:10pips以上=1:2以上

もちろん、利益確定目標の10pipsを15pipsや20pipsにしてもいいです。それができるなら、もっと儲けることができるでしょう。とにかく、損切り幅1に対して、利益確定目標は2以上ということは厳守してほしいところです。

言い換えれば、あなたが想定する損切金額の2倍以上の儲けが見込めないなら、エントリーは見合わせるということです。もし、損切り幅をタイトにした場合、頻繁に損切りばかりになって、とても儲けが出せないとあなたが感じるなら、そもそも相場を読めていないか、あるいは損切りの幅と利益確定の目標額が適切でないためです。

たとえば、動きが少ない相場であれば、5pips程度の利益確定がやっとということもあります。そんなときは、損切り幅を2pips程度にすることも有効です。とにかく、現在の相場において、どの程度の利益が見込めるのかということと、それに応じた適切な損切り設定をすることが、スキャルピングの成功と失敗を分ける要因です。

そんなこと、自分には無理だなと感じた人もいるかもしれません。無理だと思うなら、スキャルピングをするのは、あきらめるというのも一つの選択肢です。もしかしたら、それが最も賢明な判断になるかもしれません。

相場には、確実なことは何一つないからです。ただ、他の方法よりも確率が高くなるような行動をすることだけが、儲けを出すための近道だからです。けれど、それでもあなたがスキャルピングをやってみたいなら、少しでも勝率を上げるための、とっておきの練習方法を次章で解説します。

3.FXスキャルピングのシンプルな練習法でコツをつかむ


スキャルピングにコツなどはあるのでしょうか。もちろん、あります。けれど、スキャルピングには感覚的なことも多く、コツをあなたに言葉で伝えても、おそらく伝わらないのではないかと感じています。

そこで、この章ではスキャルピングに熟達するための、シンプルな練習方法を紹介します。私自身も何時間もかけて、この特訓を繰り返していたという特別な方法です。その具体的な練習方法となぜそれが有効なのかを解説していきましょう。

3-1. FXスキャルピングのエントリーポイントは揺れる?

かつて私は、不思議に思っていたことがありました。たとえば、本などでエントリーポイントを解説している文章を読み、その通りにやっているつもりでも、全く利益が出ないという現象についてです。

チャートは常に動いているものです。ですから、エントリーポイント見えていたものが、チャートが形成されるにしたがって、数分先にはエントリーポイントでなくなっていることもよくあります。特にスキャルピングでは、短い時間軸の中で取引を完了することが常なので、チャートの動きによるエントリーポイントの揺れは、より顕著なものになります。

また、日足で見れば緩やかな動きも、5分足で見れば大きな動きに見え、冷静な判断を妨げてしまうということも間々あるでしょう。ですから、FXスキャルピングでは、動き続けるチャートに慣れると同時に、より精度高く先を予測する力が必要になります。

3-2.手法より確実なFXスキャルピング練習法を公開

では、上記のようなFXスキャルピングに必要な力を、どうやって伸ばしていけばいいでしょうか。それは動いている実際のチャートを、予測しながら見るということです。それも、通常の速度ではなく、倍速などで見るといいでしょう。

倍速でチャートを見ることを長時間やることよって、通常の相場の動きが緩やかに見えてくることでしょう。また、予測しながら見ているわけですから、自分の読みが間違っているのか合っているのかを冷静に検証することもできます。この読みが、9割がた当たるようになるまで、倍速でチャートを過去にさかのぼって見ていくのです。最低過去3年分は見てほしいところです。

では、具体的なやり方を説明しましょう。MT4のストラージテスターという機能を使って、過去チャートを倍速再生するのです。手順は以下のとおりです。

1.メニュー → 表示 →ストラージテスターを選択します。
画面の下にストラージテスターの設定パネルが表示されます。

2.画面の下に表示された設定パネルを設定しいきます。
(1)「エキスパートアドバイザー」は今回あまり関係がないのでどれを選択しても構いません。わからなければデフォルトでOKです。
(2)「通貨ペア」の項目でチャートを表示させたい通貨ペアを選択します。
(3)「モデル」の項目は「全テック(Every tick)」を選択してください。
(4)「期間を指定」をチェックして、チャートを再生させたい開始日と終了日を設定します。
(5)「ビジュアルモード」にチェックを入れます。※「ビジュアルモード」はデフォルトの設定では見えなくなっている場合があります。表示されていない場合は、設定パネルの上部にカーソルを合わせて矢印がでたらドラッグし設定パネルの枠を広げることで表示されるようになります。
(6)設定パネルの右に表示されている「期間」でどの時間軸のチャートを表示するのか選択します。スキャルピングなら5Mを推奨します。
(7)設定パネル右下の「スタート」でチャート再生が開始されます。
(8)チャートが再生されると、バーチャートになっていると思います。これをローソク足など普段自分が使っているチャートに変更します。また、インジケーターも表示させることが可能です。普段自分が使っている設定を定型チャートとして保存しておくとよいでしょう。
(9)再生速度は「ビジュアルモード」をチェックのすぐ右にあるバーをドラッグすることで再生速度を調整できます。30~31を推奨します。

3-3.スキャルピングにボリンジャーやMACDは有効?

チャートには、様々なパターンがあります。そして、そのパターンは、より長い期間の足で使ったほうが有効に機能する可能性が高いです。たとえば、5分足よりは60分足で使った方が機能しますし、60分足よりは日足でのほうがパターン通りに動きやすいといえます。

それは、ボリンジャーバンドやMACDといったテクニカル指標においても同様です。たとえば、日足を使ったスイングトレードでボリンジャーバンドを使用して利益を出していたとしても、同じ手法でスキャルピングで勝てることは稀です。1分足や5分足では、より崩れた形で、パターンが出現するか、あるいはまったくパターンが現れないかです。

私個人としては、スキャルピングのような取引をするのに、ボリンジャーバンドやMACDの必要性をあまり感じてはいません。けれど、それがあなたの取引に有効に働くなら使用することも全く否定しません。自分の取引が有利になるなら、何でも使った方が得だと感じます。

ただし、ボリンジャーバンドやMACDをスキャルピングに使う場合、あなたの知っている手法や知識がどの程度、スキャルピングという環境に当てはまるのかを肌で知っておく必要があります。ですから、あなたがどうしても、ボリンジャーバンドやMACDを使いたいなら、上記で紹介した練習法にボリンジャーバンドやMACDを表示させて、本当に機能しているかをよく検証してみてください。実戦に投入するのは、それからでも遅くはありません。

4.FXスキャルピングにおすすめの通貨と時間帯


FXでスキャルピングをするには、どの通貨を選ぶのが最適でしょうか。また、取引するのに適した時間帯はあるのでしょうか。この章で解説します。

4-1.FXスキャルピングに最適なのはドル・円

スキャルピングは、短期間で決済する取引です。ですから、まずスプレッドが小さい通貨が有利になります。そして流動性が高くなければ、スキャルピングには適しません。

こうした理由から、一般的にはスプレッドが小さく、流動性も申し分ない「ドル・円」がスキャルピングに最も適しているといえます。次点で「ユーロ・ドル」「ユーロ・円」あたりもターゲットになるでしょう。

ちなみに私は、「ドル・円」「ユーロ・ドル」以外の通貨でスキャルピングをやったことはありません。理由は、スプレッドで、かなり不利になるケースが多いということと、それ以外の通貨では、3章で解説した訓練をしていないからです。

4-2.FXスキャルピングトレードに適した時間帯

FXには大きく分けて、オセアニア市場、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場の4つの時間帯があります。
時間帯は時期によって多少前後しますが、概ね以下のようになります。

オセアニア市場 5時~12時
東京市場 9時~15時
ロンドン市場 15時~19時
ニューヨーク市場 21時~6時

まず、オセアニア市場が単独で動いている5時~9時までの時間帯は、あまりスキャルピングには向いていないといえます。もちろん、あなたにとってこの時間帯の値動きが読みやすいというなら、取引しても全く問題ありませんが、一般的には流動性にも乏しく、値も飛びやすい印象があります。

日本の株式市場も動いている東京市場の9時~15時は、比較的小動きなことが多いです。ですから、この時間帯に取引するなら、利益確定と損切りの幅を小さく設定していました。

ロンドン市場とニューヨーク市場ではトレンドを形成することも多いので、うまく取引できれば、スキャルピングでも一回の取引で大きな利益を得ることも可能です。ただし、値動きに大きく関係する指標などの発表も多いです。スキャルピングをする場合は、指標の前後にはキャッシュポジションに戻しておく必要があります。

FX最適な時間帯は、あなたがどの位の値幅の利益を狙うのが得意なのかで変わってきます。3章で紹介した練習をするときに、現在どの市場が中心になっている時間帯なのかも意識してみてください。そうすれば、あなたが読みやすいと感じる得意な時間帯についてもわかってきます。

5.FXスキャルピングを禁止している取引業者


FXでスキャルピングをするときに、気をつけておかなければならないことがあります。頻繁に行われる注文がFX会社のシステムなどに影響を与える行為だと判断された場合、口座を凍結される可能性もあるということです。

けれど、各FX会社では、具体的にどういう行為をすれば口座を凍結されるのかをはっきり謳っているわけではありません。あくまでそのFX会社の判断によるものです。これは、ちょっと怖いことですよね。何をやったらペナルティになるのか明確になっていないということですから。では、実際にどういうふうに書かれているか、代表的なFX会社の規約を見てみましょう。

■DMM FX
第 7 条 (禁止事項)
1 お客様は、お客様が次の各号に定める行為を行ってはならないことに予め承諾することとします。なお、お客様の行為が当該禁止行為に該当するかどうかの判断は当社が行い、お客様は当社の判断に従うこととします。
(3) 過度な投機的取引を行う行為
(4) 本取引システムで通常実行できないような取引を行う行為
(5) 取引の如何に関わらず本取引システム又は本取引システムの運用に対して過大に負荷を強
いる行為
(9) 短時間での注文を繰り返し行う行為
https://fx.dmm.com/policy/regulation/rules.pdf

■GMOクリック証券
第 34 条(本サービスの利用の制限)
(11)短時間または頻繁に行われる注文または取引であって、当社のシステムまたは他のお客様もしくは当社がお客様に提供する商品に対する当社が行なうリスクヘッジのための取引に影響を及ぼすと当社が判断した場合。
http://m.click-sec.com/guide/regulations/online/kitei01.html

■SBI FXTの取引ルール
外国為替証拠金取引約款第8条第5項に基づき、当社では以下の注文を検知した場合に一時的に取引条件を変更し、あるいは制限を加える場合がございます。
外国為替証拠金取引約款第8条第5項に基づき、当社では以下の注文を検知した場合に一時的に取引条件を変更し、あるいは制限を加える場合がございます。
(1)端末機器、接続回線、またはプログラムの改変等を施して発注された注文及び当社がサーバー上で提供する取引システム以外のツール等を使用して発注された注文。
(2)短時間に、頻繁に行われる注文および取引であって、他のお客様または当社のシステムもしくはカバー取引等に著しい悪影響を及ぼすと認められる注文。
(3)自動売買プログラム等を使用していると思われる注文および取引であって、他のお客様または当社のシステムもしくはカバー取引等に著しい悪影響を及ぼすと認められる注文。
(4)その他、当社とお客様または他のお客様との円滑な取引に支障をきたすまたは支障をきたす可能性のある注文および取引等。
https://www.sbifxt.co.jp/service/other.html

結局、スキャルピングに該当するかどうかの判断は、各FX業者の判断にゆだねられるということです。でも、いきなり口座凍結になるのは怖いですよね。

とはいえ、スキャルピングを歓迎しているFX業者もあります。その代表的なFX会社がセントラル短資FXです。同社ではスキャルピングOKと公式に謳っていますし、スキャルピングに特化したツールもあります。スプレッドも比較的低いので、これから本気でスキャルピングを身につけたいなら、口座を開設しておいて損はない取引会社です。また、2019年1月31日まで30000円のキャッシュバックキャンペーンも行っています。口座開設ページには、以下のリンクから飛ぶことができます。



私も当初は、GMOクリック証券でスキャルピングをしていました。私は取引口座を凍結されたことはないのですが、その可能性もあるということで、スキャルピングをするための取引口座は、セントラル短資FXに変えました。現在、GMOクリック証券は、スイング~中期程度の取引に使っています。このように、取引の種類によってFX会社を分けておくのも一つの方法だと思います。

6.その心構えではFXスキャルピングは危険!?


FXでのスキャルピングは、短期間で資金を積み上げることができる取引です。その反面、短期間で資金を失ってしまう取引とも言えます。ですから、やり方を間違えれば、非常に危険なものになるということは、あなたにも理解できるでしょう。

ですから、スキャルピングに上達したければ、この記事で紹介したような練習が必要になります。FXに参入するのは、すぐに稼ぎたいという方が大半です。なぜ訓練もせずに、すぐに稼げると思うのでしょうか? そう思わされていること事態、あなたが罠にかかっているということです。なぜ罠にかかっているのかを、詳しく知りたければ、以下の記事を読んでみてください。トレードに対する心構えが変わってくきます。そして、その心構えが利益を生んでいくのです。

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