誰にも言えないFX失敗談|失敗例・大損から学ぶ成功のためのまとめ


FXの世界では、日々あまたの退場者を出し続けています。巨大掲示板やブログなどをのぞいてみると、様々な悲鳴が聞こえてきます。お金を儲けたいという思いで始めたFXが、自分の思惑とは全く逆の結果を招いているのです。

私自身も過去に、そんな経験をしました。でも失敗しても、後から事実を振り返って、再び立ち上がれる人間は案外少ないのではないかと私は感じています。

この記事では、私の失敗の体験談を交えて、何がいけなかったかを検証していきます。あなたが同じ失敗をして、夜も眠れぬ日々を過ごさないためにも、ぜひ記事を読んでみてください。

1.FXの失敗体験談|なぜ勝てない!?大損を出した失敗例

1-1.FX失敗体験談1|借金なみの恥ずかしい失敗例

私にはこんな経験があります。
ドル円のロングポジションを持ってみたものの、思惑が外れてどんどん下がってきました。しょうがないから損切り。けれど一ヶ月後にチャートを見てみると、自分が損切りした価格より、はるかに高い価格になってという経験です。

「くそ! あの時損切りしないで持っておけば利益が出てたじゃないか!」

こんなことを、何度も何度も経験していました。そこでふと思いついたのです。

「マイナスになっても損切りしないで、ずっとポジションを保有しておけば、いつか価格が戻ってくるんじゃないか」「これまでもそうだったんだし、きっと大丈夫だ」

相場は波打つものだから、損切りせずに持っていればそのうち価格が戻ってくる。これはこれで一つの正しい考えなのかもしれない、と当時の私は考えました。

そこで私は、ポジションがマイナスになっても損切りせずに、価格が戻ってくるまで、ほったらしてみることにしたのです。当時の2ch(現在は5ch)などでは、「気絶投資法」などと呼ばれていました。

1-2.FX失敗体験談2|ブログやまとめ記事には成功者が

FXでポジションがマイナスになって、ほったらかしていても上手くいくケースも、もちろんあります。様々なFX取引きのブログを見たり、2chのまとめ記事を見たりしていたら、ポジションをほったらかしで成功したという人もいました。

「彼らが上手くいっているのだから、自分も上手くいくだろう。要は忍耐だ。投資にはメンタルが大切だとよく言われているじゃないか。含み損に耐え忍ぶことがメンタルの強さだ」なんて考えていた時期もありました。

しかし、投資におけるメンタルとは、耐え忍ぶという意味ではなく、どんな状況でも決めたことを実行できる自制心だと今ならわかります。これを履き違えていると、一時期はうまくいったとしても、一つの大きな失敗をして、相場の世界から退場することになる可能性が非常に高いです。

1-3.FX失敗体験談3|失敗した主婦をとても笑えない大損

損切りしないで価格が戻ってくるまで待つという方法は、すべてが失敗に終わったというわけでもありませんでした。最初のうちは、価格が戻ってきて「損切りしないでよかった!」と思えるケースもありました。しかし、取引きを多く重ねていると、1ヶ月待っても、2ヶ月待っても、価格が戻ってこないケースも出てきました。

そこで、じっとしていればまだ良かったのかもしれません。しかし、私は現状を早くなんとかしようとして、ナンピンを入れたりもしていました。ナンピンとは、例えば持っている買いポジションがマイナスになった時に、その下がった価格でさらに買い増して平均取得金額を下げることです。やり方が良ければ、うまく機能することもありますが、「下手なナンピン、スカンピン」という格言どおり、素人がやっても損失を積み上げる可能性が高いです。ちなみに、スカンピンとは漢字にすると「素寒貧」となり、貧乏で何もないという意味になります。

その後、さらに2カ月程度、放置していました。価格を見ないようにしていましたが、ある日たまたまニュースで現在の価格を知り、背に悪寒が走りました。当時の私としては、もはやありえないくらいの損失になっていました。そして、精神的に耐え切れず決済しました。もはや取り返すことができないくらいの大損です。私が決済した途端、私を嘲笑うように価格が急上昇していきました。自分が決済した価格が大底になっていたのです。

2.FXでの失敗を呼び込み成功を阻む理由まとめ


1章では、大損を出す個人投資家の典型例とでもいうべき、過去の私の恥ずかしい体験談を告白しました。でも、失敗を失敗で終わらせてはいけません。失敗から学び取ってこそ成長できるからです。
この章では、1章の失敗例をもとに、何がいけなかったのか、どうすれば成功に近づくことができるのかを解説します。

2-1.FXで失敗する3つの要因

FXで大損を出して退場しないために、やってはいけないことがあります。1章の体験談ではその全てを犯しています。その主要因である3つを挙げてみましょう。

(1)損切りしない
損が出ているということは、問題が発生しているということです。例えば、仕事でも問題が発生したら、何らかの対応をしますよね。問題を放置していると、その問題はどんどん大きくなり対応不可能なものになっていくことがよくあります。損切りもこうした問題に対応する手段なのです。損切りしないのであれば、資金管理や両建てなど、損切りに変わる方法で、しっかりと問題に対応してください。

(2)メンタルの履き違え
上記でも書きましたが、相場の本などには、メンタルを強くすることが大切とよく書かれています。
メンタルの強さとは、何も損失に耐えうる鈍感さという意味ではありません。規律を守れる心の強さが、メンタルの強さです。損切りすると決めた価格で、きっちり損切りを実行できる心の強さのことです。
こうしたメンタルの強さが役立つのは、何もFXに限ったことではありません。ビジネスも同じです。例えば、PDCAサイクルを回して業務を改善していくのも、日々の振り返りや改善に必要なことをきちんと実行していくという、メンタルの強さが必要なのです。

(3)ナンピン
特に初心者がナンピンを一度覚えると、精神的に楽なので多用しがちです。また、それで価格が戻ってくると、まるで自分が上手になったかのように錯覚するものです。ナンピンが全て悪いというわけではありませんが、もしやるなら何回までナンピンするかを決めてからやってください。例えばナンピン3回までやってそれでも、思惑通り価格が動かなければその時点で全て決済するなど。そういう規律を作ることが、あなたを大損から救ってくれるはずです。

2-2.FXブログや2chなどの情報に踊らされて失敗

1章での失敗例で見落としがちなのは、放置するという手法?がうまくいくという論拠を、ブログや掲示板などの情報に頼っているということでしょう。ブログや掲示板を参考にすることは、情報を得るという意味で有益なこともありますが、多くの場合失敗する要因になります。これは、対象が新聞やTVであっても同じです。
なぜなら、人間は自分で取った行動を強化する情報ばかりが目に入り、自分が取った行動を否定するような情報は目に入ってこないことが多いからです。情報を探せば探すほど、たとえ誤っていても自分の行動や考え方を強化するような情報ばかりが手に入り、なかなか軌道修正ができなくなるのです。

3.FXで失敗しない方法はある?失敗しても大きく学ぼう


FXで常に失敗せず、勝ち続けることはできません。必ず自分の思惑が外れたり、損失を出してしまったりすることがあります。そうした損失どれだけ小さく抑えられるか、またその失敗からどれだけ多くのことを学べるかが、あなたが将来どれだけ多く相場で稼げるかにか関わってきます。

また、もしあなたがFXをこれからやる、あるいはすでにやっているなら、FXも仕事だという思いでやってほしいです。仕事だと問題が発生すれば、毅然と対応できるのに、FXになると途端に損切りなどの対応ができなくなってしまう人がいます。あなたが兼業投資家なら、FXも仕事だと考えることができれば、リスク・リワードなどFXで得た考え方などの相場の経験が本業の方にも必ず活きてきます。

なお、FXの成功パターンは主に3つに分類できます。以下の記事では、その成功パターンの詳細と何に気をつければFXで長期的に稼ぐことができるのかについて解説しています。無駄な努力や遠回りをしないで、真実を知りたい方は、ぜひ目を通してみてください。

FX成功者の共通点はたった3パターン|成功率・成功例と手法を解説